お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
キャンプが好きなのに、ここ数年行けてません・・・
好きなキャンプ場は、いくつかあるのですが、そのひとつである北海道増毛町の雄冬野営場があります。
初めて利用したのは1999年の夏でした。初の北海道バイクツーリングで、苫小牧から半時計回りで、襟裳岬、納沙布岬、知床、宗谷岬、礼文島、利尻島を巡って、9泊目のキャンプ場でした。
当時の北海道のキャンプ場は無料のところも多く、ひとりテントなら高くても1,000円ぐらいでした。
この雄冬野営場は、無料でした。
エキノコックスの心配が無い綺麗な湧水があって、トイレがあるけど、あとは何もない道路沿いの小さな野営場です。
夕日が綺麗だったのと、冷たい湧水が良かったので、その後、北海道に行く都度、利用していました。
最寄りのお店が20キロ以上離れており、買い出しが大変だったので、2回目からは、途中で買い物するようにしていました。
ヒッチハイカーや自転車旅の方々とのお話も面白かったです。
息子が高校生になった時、バイクではなく車でキャンプ旅をしたときの1泊目に利用しました。
残念ながら、湧水は利用できなくなっていました。
今から移動するのも大変なので、テントの張り方を教えながら、ふたりで設営しました。
ところが、この時、台風が近づいていたのです。
夜中に、もの凄い雨が降り出しました。
しっかり設営していたので、雨の侵入はなくテント内は、涼しく快適でした。
雨は降り続け、やがて風が強くなってきました。
台風中継を想像していただければと思います。
テント内で仰向けで寝ていると、テントの壁?の部分が、顔面に触れるくらいに強風に煽られて迫ってきます。まるで呼吸するようにテントは元の形に戻りますが、また顔面に迫ってきます。
この時は、テントごと飛ばされるような危険も感じたのですが、大人2人と荷物を同時に持ち上げるほどの力は無いと判断し、朝になるのを待ちました。
慣れてくると、呼吸のように動くテントが面白く感じて、つい笑ってしまいましたが、息子はテント泊に慣れていないこともあって、かなり怖がっていました。
まだ5時前ぐらいの時間だったと思いますが、明るくなってきたので、強風ではあるものの、車への撤収を始めます。
まずは、テント内で荷物を整理し、テントが飛ばないように息子にテント内に残ってもらい、車へ荷物を運びだします。
その時、テントのフレームの1本がバキッと折れました!
ずぶ濡れになりながら、テントを適当にたたみ、車へ投げ込み、車内へ避難できました。
この旅の続きは、天気予報を確認し、雨のときはホテル泊にしました。
テントは、フレームをガムテープで補修して利用しました。
この体験が影響したのか、息子は就職後キャンピングカーを購入し、車中泊で釣りに出かけているようです。
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!
今週のお題「キャンプ」