お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
次の教科書を使ってファイナンシャルプランナー2級の独習をしています。
|
CHAPTER03「金融資産運用」SECTION05「株式」
株式の基本
株式と株主の権利
株式:株式会社が資金調達のために発行する証券
株主:株式を購入した人
株主の権利
議決権:会社の経営に参加する権利(経営参加権)
剰余金分配請求権:会社が獲得した利益(剰余金)の分配を受ける権利
残余財産分配請求権:会社が解散した場合、持株数に応じて残った財産の分配を受ける権利
株式の単位
単元株:株式の取引単位のこと。株式の売買は単元株の整数倍で行われる。
株式の取引
証券取引所
株式が売買されるところ。
国内では、東京、名古屋、福岡などにある。
東京と名古屋は、1部と2部がある。
新興企業を対象としたマザース(東証)、ジャスダック(東証)もある。
注文方法
指値注文:売買価格を指定して注文する方法
成行注文:売買価格を指定しないで注文する方法
売買のルール
成行注文優先の原則
指値より成行のほうが優先される。
価格優先の原則
売り指値注文は、最も低い価格が優先される。買い指値注文は、最も高い価格が優先される。
時間優先の原則
同条件の注文の場合は、時間の早い注文が優先される。
値幅制限
異常な急騰や暴落を防止するため、1日の値幅を制限している。
ストップ高:値幅限界まで上昇すること。
ストップ安:値幅限界まで下落すること。
立会外取引
証券取引所で行われる時間外取引のこと。(通常取引を行う時間帯を立会時間という)
証券保管振替機構(ほふり)
上場株式の株券は電子化され、ほふり及び証券会社の口座で電子的に管理される。
決済(受渡し)
売買が成立した日(約定日)から、約定日を含めて3営業日目に決済(受渡し)が行われる。
信用取引
証券会社に一定の委託保証金を預け、株式の購入資金を借り入れて株式の売買を行う方法
委託保証金は30万円以上で、委託保証率は約定代金の30%以上
委託保証率が30%で500万円の買建てを行う場合の委託保証金は、
500万 × 30% = 150万円
制度信用取引と一般信用取引
一般信用取引:投資家と証券会社の合意にもとづいて行われる信用取引
信用取引の返済方法
証券会社から資金や株式を借りて取引を行うため、返済をする必要がある。
反対売買による差金決済
反対売買を行い差金だけを決済
信用買いの場合:損益 = 売却代金 ー 買建て金額
信用売りの場合:損益 = 売建て金額 ー 買戻し金額
現物株を介した返済(現引き・現渡し)
現引き:株式を売却しないで、証券会社から借りたお金だけを返済することで現物株を受け取る
現渡し:信用売りした株と同じ銘柄の現物株を渡し、売建て金額を受け取る
株式ミニ投資と株式累積投資(るいとう)
株式ミニ投資
1単元の10分の1の単位で株式を売買する方法
指値注文は出せない
株式累積投資(るいとう)
毎月一定額ずつ積立方式で株式を購入する方法
指値注文は出せない
ドル・コスト平均法
定期的に一定額ずつ購入する方法
価格が高いときは株数を少なく、価格が安いときは株数を多く買うことで、長期的に行うと平均単価が低くなる効果がある。
株式の指標
相場指標
日経平均株価(日経225)
東証1部の上場されている銘柄のうち、代表的な225銘柄の株価を平均したもの
東証株価指数(TOPIX)
東証1部に上場されている全銘柄の時価総額(株価×上場株式数)を指数化したもの
東証マザーズ指数
東証マザーズ全銘柄を対象とした株価指数(時価総額加重平均型株価指数)
JPX日経インデックス400(JPX日経400)
東証全体(東証1部、2部、マザーズ、ジャスダック)から、資本の効率的活用や投資家を意識した経営など、一定の要件を満たした、投資家にとって魅力が高い会社400社で構成される株価指数
売買高(出来高)
証券取引所で売買契約が成立した株式の総数
ジャスダックインデックス
ナスダック総合指数
米国のNASDAQに上場している全銘柄を対象として算出した株価指数
S&P500種株価指数
米国ニューヨーク証券取引所やNASDAQ等に上場している銘柄のうち、代表的な500銘柄を対象として算出した指数
株式投資に用いる指標
PER(株価収益率)
株価が1株あたり純利益の何倍になっているかをみる指標
PER = 株価 ÷ 1株あたりの純利益
PBR(株価純資産倍率)
株価が1株あたりの純資産の何倍になっているかをみる指標
PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産
ROE(自己資本利益率)
株主が出資したお金を使って、どれだけの利益を上げたかをみる指標
配当利回り
投資額(株価)に対する配当金の割合
配当利回り = 1株あたり配当金 ÷ 株価 × 100
配当性向
純利益に対する配当金の割合
配当性向 = 配当金総額 ÷ 税引後当期純利益 × 100
自己資本比率
総資本に対する自己資本(純資産)の割合
総資本回転率
総資本の運用効率
総資本回転率 = 売上高 ÷ 総資本
株式は理解したつもりでも、実際に売買して儲けるのは難しいです。
昨年末損切りした銘柄は回復し、保持した銘柄が下げてます・・・
一方、倍になった銘柄もありますし、株主優待、配当狙いで購入した銘柄は上げています。
今年は、損切りをせず上昇するのを待つことにします。
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!