お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
もうすぐ冬休みですね。
元高校教員の私から、進路に迷う中学生の皆さんに伝えたいことがあります。
「迷ったら、商業高校へ行こう!」
私自身も商業高校の出身です。
正直に言うと高校進学の際は、コンピューターに興味があり工業高校の電子科を希望していました。
その希望を担任の先生に面談で伝えると。君の成績では無理だから、他の選択をするようにとアドバイスをいただきました。
私より成績の悪かった生徒が、その電子科よりレベルの高い進学校を受験して受かってたので、このアドバイスは嘘だったようです。生意気だったので、担任からの嫌がらせを受けたようです。
しかし、高校を卒業後に、商業高校に進学して、良かったと思うようになりました。
まず、授業が面白いと思いました。
社会人も学ぶことがある簿記や会計は、就職後の仕事で役に立つばかりでなく、副業や独立の際にも役に立ちます。
ゲーム好きから興味を持ったプログラミングの授業では、複数のコンピュータ言語を学ぶことができました。習得した技能のおかげで、システムのエンジニアになりました。
ゲームではなくビジネス分野のエンジニアですが、好きな仕事のひとつになりました。
簿記は、あまり好きではありませんでしたが、検定試験に合格することはできました。普段の商業高校の授業と試験前の課外授業の学習に参加すれば、必ず合格できるレベルになります。
これは、運要素が強いですが、個性的な先生にも恵まれました。
特に印象的に残っているのは、授業が予定より進んだときに、オーストラリアを自転車で旅行したときの話をしてくれる先生と、働きながら夜間大学で学び教員になった先生の話でした。
海外協力隊への参加や、教員になった理由は、この2人の先生の影響を受けているように思います。
私は、何の情報も戦略もなく、商業高校へ進学しましたが、次のような卒業後の目標を設定して入学してきた生徒もいました。
・〇〇〇に就職が決まるので、〇〇部に入り部長を目指す!
・〇〇銀行に就職が決まるので学年トップになる!
・指定校推薦枠で〇〇大学に行く!
私は、なんとなく就職と思って高校生活を送っていましたが、3年生の夏休みにバイト先のオーナーに強く大学進学を勧められて、急に推薦枠を希望しましたが、叶いませんでした。
入学時点で、卒業後の進路を決めている人は強いと思いました。
みなさんの地域の商業高校の詳細は、わかりませんが、概ね同じような状況と思います。
就職も進学も、中途半端な普通高校より断然良いはずです。
学校のWebページで調べたり、最近卒業した先輩の話や、学校説明会などで質問すれば、より具体的な進学先や就職先がわかると思います。
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!