お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
ユーレイルグローバルパス14日目は、昨日夕方に乗車した国際列車で日付が変わり、ルーマニアのクラヨバで乗り換えです。
計画当初は、ブカレストまで行き、ブルガリアのヴェリコ・タルノボに行く予定でしたが、レイルプランナーで、座席の指定が必要なのに、なんらかの理由で、座席指定が出来ない区間が表示されたので、ソフィア行きに変更しました。
ソフィア行きは、ブカレスト経由に比べ乗り換えが辛いです。
朝4時半にクラヨバに到着し、出発が8時なのです。
GoogleMapのクチコミを見て、少し安心しました。駅に自販機もあるし、6時ぐらいに開く店があるようです。
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実際には、ちょっと遅れて到着でした。早朝で、少し寒かったのですが、駅は暖房が入っているような暖かさでした。全てのベンチが、横になった人に専有されて座るところがありませんでした。
仕方なく、隅っこの階段に腰掛けていたら、同じ列車に乗っていたドイツ人の若い女性2人が、床に横になって仮眠し始めました。
6時に駅構内にあるパン屋とコンビニのような店が始まりました。パンと飲み物を購入することができました。
問題なのは、トイレでした。ルーマニアの通貨レイで20レイ(約70円)が必要でした。レイを持ってないので、ユーロで支払いたい旨を伝えましたが、レイでないとダメだ。レイレイレイと連呼し始めたので、諦めました。
日本も同じかもしれません。自国通貨しか通用しないなら、せめてクレジットカードに対応して欲しいものです。
駅で示されていた28番線に10分前ぐらいに来た列車に乗り込み、ホッとしていると発車時刻間際に全員降ろされました。故障したらしく、別のホームにあった電車に乗り換えさせられました。
ルーマニアで乗り換えた電車は、明らかに今までとは違うボロい列車でした。
車体は落書きだらけで、運転席の窓に投石されて割れたような跡があります。
客席のガラスも割れて仮に修復してあるような状態です。
通過する駅では、ポワンプッと間の抜けたクラクションを鳴らし、停車する駅では耳をつんざくような音のブレーキで止まります。
どの駅でも人が手旗信号で、列車に指示しているようでした。
停車駅のアナウンスもありません。もしGoogleマップがなかったら降りる駅を見逃しそうです。運行時刻も徐々に遅れていました。
ドイツ、スイス、オーストリア、チェコ、ハンガリーと旅した直後だったので、ルーマニアとの落差に驚きました。
3時間ほどで、ブルガリアのヴィディンに着きました。
ここでは、パスポートコントロールがありました。出国と入国の手続きを同時に行うようで、ルーマニアとブルガリアの警察官がいます。列車を降りてホームに出たところで、一旦パスポートを預けて、駅前で待たされました。
今までの経験では、列車内で出国手続きがあり、その後、次の駅へ移動し列車内で入国手続きを行ったことしかなかったので、今回の方法は新鮮でした。
ソフィア行きへの乗り換えで1時間待ちのはずでしたが、この入出国審査のおかげで乗り換え時間は30分に減ってしまいました。
ドナウ川を眺めて、ランチタイムをする予定を変更し、スーパーで昼食を買って、列車に乗り込みます。列車内に食堂もないし、販売もなかったので、時間がなければ、ちょっと辛かったです。
ブルガリアの列車も落書きがありましたが、窓は割られていませんでした。
特にアナウンスもなく、発車し駅とは思えない場所で停車、人による手旗信号はルーマニアと同じ感じでした。外国人が旅をするにはハードルが高い感じがします。
ブダペストからソフィアまで、約26時間鉄道の旅でした。
ユーレイルグローバルパス14日目は、かなり過酷な旅となりました。
本来の目的地であるブルガリアに14日目にして、やっと到着しました!
20年ぶりのブルガリアです!
ブルガリア語が思ってたよりスムーズに出ません・・・
14日間、出来損ないの英語を必死に繰り出していたため、ブルガリア語より英語の言葉が出てしまい。ブルガリア語と英語が交じった言葉になってしまいます。
Google翻訳に頼るしかない!
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!!
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