お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
次の教科書を使ってファイナンシャルプランナー2級の独習をしています。
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CHAPTER03「金融資産運用」SECTION01「金融・経済の基本」
主な経済・景気の指標
国内総生産(GDP)
国内の経済活動によって新たに生み出された財・サービスの付加価値の合計
内閣府が年4回発表
GDPと三面等価の原則
生産=分配=支出
支出面からみたGDP
民間最終消費支出が最も大きく50%〜60%を占める
経済成長率
一国の経済規模の1年間における成長率
実質GDPとは、名目GDPから物価変動の影響を取り除いたもの
景気動向指数
景気の状況を総合的にみるために複数の指標を統合した景気指標
内閣府が毎月発表
景気動向指数に採用されている指標
景気に対して敏感に動く30の指標を統合して算出
先行系列 新設住宅着工床面積
一致系列 有効求人倍率
遅行系列 完全失業率
CIとDI
CI(コンポジット・インデックス)
景気変動のテンポや大きさを把握するための指標
DI(ディフュージョン・インデックス)
景気の各経済部門への波及度合いを表すための指標
日銀短観(全国企業短期経済観測調査)
日本銀行が年4回、上場企業や中小企業に対して現状と3ヶ月後の景気動向に関するアンケート調査を行い集計したもの
現状よりも3ヶ月後の業況について回答した企業の割合が注目される
実況判断DI = 業況が良い ー 業況が悪い
マネーストック
個人や法人(金融機関以外)、地方公共団体などが保有する通貨の総量
日本銀行が毎月発表
物価指数
ある分野についての総合的な物価水準を指数によって表したもの
企業物価指数
企業間で取引される商品の価格変動を表す指数
日本銀行が毎月発表
消費者物価指数
全国の一般消費者が購入する商品やサービスの価格変動を表す指標
総務省が毎月発表
国際収支統計
外国と行った経済取引を記録・集計した統計で国際通貨基金(IMF)が策定した国際収支マニュアルに準拠して作成される
金融市場と金利の変動
金融市場
お金の貸し借りをしている場
短期金融市場:取引期間が1年未満
長期金融市場:取引期間が1年以上
インターバンク市場
手形市場やコール市場
無担保コール翌日物レート
オープン市場
一般企業も参加できる市場
CD(譲渡性預金)市場やCP(コマーシャルペーパー)市場
金利の変動要因
国内金利の上昇要因
・景気の回復
・物価の上昇
・為替相場が円安
・海外金利の上昇
・通貨量の減少
国内金利の下落要因
・景気の後退
・物価の下落
・海外金利の下落
・通貨量の増加
景気と金利
景気が良くなるとモノを買うためお金を借りる人が増えるので、金利が上昇
物価と金利
物価があがる(インフレ)とモノを買うためにお金がたくさん必要になるので、金利が上昇
為替相場と金利
為替が円高になると輸入製品の価格が下がるので、結果として金利が下落
海外金利と国内金利
海外の金利が高くなると、海外で資産を運用したほうが得なので、円を売って外貨が買われ、円安を引き起こすから金利が上昇
通貨量と金利
通貨量が増えると金利が下落
金融政策と財政政策
金融政策
物価の安定などを目的として、日本銀行が行う政策
公開市場操作
日本銀行が短期金融市場において、手形や国債などの売買を行い、金融市場の資金量を調整すること
売りオペ:日銀が保有する債権などを金融機関に売って、資金を受け取ることによって、市場に出回る資金の量を減らす。
買いオペ:日銀が金融機関の保有する債券などを買って、資金を支払うことによって、市場に出回る資金の量を増やす。
預金準備率操作
預金準備率:一定割合の預金を日本銀行に預けることが義務ずけられている。
預金準備率操作:預金準備率の引き上げまたは引き下げによって、金融市場の資金量を調整すること。
預金準備率の引き上げ
金融機関が日銀に資金をたくさん預け入れなければならないため、市場に出回る資金の量が減る。
預金準備率の引き下げ
金融機関が日銀に預け入れる資金が減るため、市場に出回る資金の量が増える。
財政政策
国や地方公共団体が行う政策
不景気のときに行う公共投資や減税など
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!