お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
FP3級の教科書CHAPTER06「相続・事業承継」のSECTION04「財産の評価」の学習ノートの公開です。
財産の評価
相続や贈与により取得した財産の価額は、原則として時価で評価
宅地の評価
建物の敷地として用いられる土地
宅地の評価単位
一画地(利用単位)ごとに評価
宅地の評価方法
路線価方式
市街地にある宅地の評価方法
宅地が面する道路ごとに付された1平方米あたりの価額(路線価)に宅地の面積(地積)を掛けて、宅地の評価額を計算する
倍率方式
市街地以外で、路線価が定められていない郊外地や農村部などにある宅地の評価方法
宅地の固定資産税評価額に、国税局長が定めた一定割合を掛けて、宅地の評価額を計算する
宅地の評価
自用地
土地の所有者が自分のために使用している土地
宅地の形状は一定ではないので、路線価に奥行価格補正率を掛けて評価額の補正する
評価額 = 路線価 × 奥行価格補正率 × 地積
借地権
宅地に借地権が設定されている場合の土地の賃借権
評価額 = 自用地評価額 × 借地権割合
貸宅地
借地権が設定されている宅地
評価額 = 自用地評価額 × ( 1 ー 借地権割合 )
貸家建付地
自分の宅地にアパートを建てて他人に貸している場合の宅地
評価額 =自用地評価額 × ( 1 ー 借地権割合 × 借家権割合 × 賃貸割合 )
小規模宅地等の評価減の特例
特例を利用する場合は、相続税額が0円でも相続税の申告書が必要
特定居住用宅地等と特定事業用宅地等を併用する場合、合計730平方米まで適用可能
特定居住用宅地等
限度面積 330平方米
減額割合 80%
特定事業用宅地等
限度面積 400平方米
減額割合 80%
貸付事業用宅地等
限度面積 200平方米
減額割合 50%
その他の財産の評価
家屋の評価
自家用家屋の評価額 = 固定資産税評価額 × 1.0
貸家の評価額 = 固定資産税評価額 × ( 1 ー 借家権割合 × 賃貸割合 )
株価の評価
上場株式
次のもっとも低い金額で評価
・課税時期(相続開始時)の終値
・課税時期の属する月の毎日の終値の平均
・課税時期の属する月の前月の毎日の終値の平均
・課税時期の属する月の前々月の毎日の終値の平均
非上場株式
類似業種比準方式
上場している類似業種企業の株価をもとに、配当、利益、純資産の3つの要素を加味して評価額を算定する方法
純資産価額方式
その会社に純資産額を相続税評価額(時価)で評価して、それを発行済株式数で割ることによって、1株あたりの評価額を算定する方法
配当還元方式
その会社の直前2期間の配当金額をもとに評価額を算定する方法
ゴルフ会員権の評価
評価額 = 通常の取引価額 × 70%
生命保険契約に関する権利の評価
評価額 = 解約返戻金相当額
定期預金の評価
評価額 = 預入残高 + ( 既経過利息 ー 源泉徴収税率 )
ファイナンシャルプランナー3級の学習範囲終了です。あとは、試験日まで問題集を使って勉強します。
2020-2021年版 みんなが欲しかった! FPの問題集3級 [ 滝澤 ななみ ]
それでは、また〜チャオチャオ〜