わくワーク

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FP3級学習ノート「リスクマネジメント」SECTION03

お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。

 

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FP3級の教科書CHAPTER02「リスクマネジメント」のSECTION03「損害保険」の学習ノートの公開です。

 

 

損害保険の基本用語

保険契約者

保険会社と契約を結ぶ人

 

被保険者

保険事故が発生したときに、補償を受ける人または保険の対象となる人

 

保険の目的

保険を掛ける対象

 

保険価額

保険事故が発生した場合に被るであろう損害の最高見積額

 

保険金額

契約時に決める契約金額

 

保険金

保険事故が発生したときに、保険会社から被保険者に支払われるお金

 

告知義務

契約時に契約者が保険会社に事実を告げる義務

 

通知義務

契約後に変更が生じた場合に保険会社にその事実を通知する義務

 

損害保険料のしくみ

 

給付・反対給付金等の原則(レクシスの原則)

それぞれの危険度に応じた保険料を負担しなければならないという原則

 

利得禁止の原則

保険金の受取りによって儲けを得ることを禁止しているので、実際の損失額を限度に保険金が支払われる。(実損払い)

 

損害保険料の構成

純保険料

保険会社が支払う保険金にあてられる保険料 

付加保険料

保険会社の事業費にあてられる保険料

 

超過保険、全部保険、一部保険

超過保険

保険金額 > 保険価額
損害額は全額支払われる(実損てん補)

 

全部保険

保険金額 = 保険価額
損害額は全額支払われる(実損てん補)

 

一部保険

保険金額 < 保険価額
保険金額と保健価額の割合により保険金が支払われる(比例てん補)

 

火災保険

住宅火災保険

火災、落雷、爆発、破裂、風災、ひょう災、雪災等による損害を補償する一般的な火災保険、居住用の建物と家財が対象

 

住宅総合保険

住宅火災保険の範囲に加え、水害、盗難補償など補償範囲を広げた保険

 

保険金の支払額

実損てん補

保険金額が保険価額の80%以上の場合、保険金額を限度に実際の損害額が支払われる

 

比例てん補

保険金額が保険価額の80%未満の場合、
損害保険金 = 損害額 × ( 保険金額 ÷ (保険価額 × 80%))

 

失火責任法

軽過失によって火災を起こし隣家に損害を与えても賠償責任を負わなくもよいことが定められている

 

地震保険

単独では加入できず、火災保険とセット
住宅と家財が対象
1個30万を超える貴金属や宝石は対象外
主保険である火災保険の30%〜50%の範囲で設定
建物5,000万円、家財1,000万円が上限
損害の程度(全損、大半損、小半損、一部損の4段階)に応じて保険金が支払われる

 

自動車保険 

自賠責保険

補償内容

対人賠償事故のみ

保険金の限度額

死亡事故 3,000万円
障害事故 120万円
後遺障害 4,000万円

任意保険

対人賠償責任保険

自賠責保険の支払額を超える部分の金額が支払われる

 

対物賠償責任保険

モノに損害を与え、損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる

 

搭乗者傷害保険

運転者や同乗者が死傷した場合などに保険金が支払われる

 

自損事故保険

単独事故などを起こしたときに保険金が支払われる

 

無保険車傷害保険

事故の相手が無保険であったり、十分な賠償ができないとき保険金が支払われる

 

車両保険

自分の自動車の損害や盗難にあった場合に保険金が支払われる

 

人身傷害補償保険

被保険者が死傷した場合、示談を待たずに実際の損害額が支払われる。

 

 

主な傷害保険

普通傷害保険

日常生活で起こる傷害を補償する保険

 

 

交通事故傷害保険

交通事故、建物や乗り物の火災などによる傷害を補償する保険

 

 

 

国内旅行傷害保険

国内旅行中の傷害を補償する保険
細菌性食中毒は補償の対象

 

海外旅行傷害保険

海外旅行中の傷害を補償する保険
細菌性食中毒、地震、噴火、津波による傷害も補償の対象 

 

 

主な賠償責任保険

個人賠償責任保険

1つの契約で家族全員が保証対象
業務遂行中の賠償事故は対象外
自動車運転による事故は対象外
地震、噴火、津波による損害は対象外

 

PL保険(生産物賠償責任保険)

製造、販売した製品の欠陥によって、他人に損害を与え、損害賠償責任を負ったときに備える保険

 

損害保険と税金

地震保険料を支払ったときの税金

地震保険料控除額(所得税

地震保険料の全額(最高50,000円)

地震保険料控除額(住民税)

地震保険料の半額(最高25,000円)

 

保険金を受け取ったときの税金

実損払いのため原則、非課税
死亡保険金、満期返戻金、年金として受取る場合は生命保険と同様

 

 

 

昔、損害保険代理店の仕事をしていたので、生命保険のところより簡単に理解できました。

それでは、また〜チャオチャオ〜