お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
20年ほど前に行ったギリシアの旅のメモが見つかったので、投稿しています。
20日間の旅、9日目です。
これまで、ロドス島で4泊、クレタ島で4泊したところです。
ハニアから、直行でイラクリオンへバスで移動です。
ウォッシュサロンに洗濯物と荷物を預け、クノッソス宮殿へ。
クノッソスは、広いエリアで案内が見つけられず、どこに何があるかわかりません。女王の間のイルカの絵も見つけられず、暑くて疲れたのでランチタイム。
地球の歩き方に紹介されている「イカロス」へ。
地球の歩き方を見ながら、たどり着くと、店のおじさんが嬉しそうに「この本は最高だ!」とひとつ前の歩き方を見せてくれた。その本には、おじさんの写真が掲載されていた。「うちの店は日本で有名なんだ」と勘違いしているようだ。
旅の途中に会った旅人から、博物館を先に見て、クノッソス宮殿に行くことを勧められていたことを思い出した。
既に順番が逆だが、時間があるので行ってみた。
すごい展示量だが、ほとんど関心がなかったことに気づき、ただ歩き進んで出てきてしまった。(現在は、Googleマップストリートビューで館内も少しみることができました。)
この博物館では、日本人らしき方々を多く見かけました。
ウォッシュサロンで、荷物を受け取り早めに空港へ移動した。
暑さに疲れたようで、ベンチに腰掛けたら、ウトウトと眠ってしまった。
ボーディングが始まるころ、新婚旅行でサントリーニ島へ向かう日本人カップルと遭遇、サントリーニに着くと空港からバスがないので、一緒にタクシーで行くことにした。今度会ったらワインを奢る約束をして、先にカップルに降りてもらった。
このタクシー運転手が、高めの料金を言ってきたので、大きな声で怒ってみたら、持っている小銭でOKになった。宿も案内するという。いくらか聞くと1泊20ユーロというので、断ると3泊なら45ユーロと言ってきた。
じゃあ見てみるよと、案内してもらったら、女将さんのような女性が出てきて、本当は50ユーロだけど、20ユーロに負けてやると、最初の話に戻ったので、良い部屋だけど自分には必要ないから帰ると言うと、じゃあ3泊50ユーロにすると粘られたので、金がないから無理!と断った。
女将さんとおじさんは、喧嘩みたいに話合っているので、帰ろうとすると、今すぐ45ユーロ払うなら3泊して良いということになった。
ユースと同じ1泊15ユーロでホテルに泊まれることになった。ラッキー!
今思うと細かい交渉し過ぎた気もするが、交渉が成功したので嬉しかった。
パスポートを見せる必要も無かったので、日本人だとは言わなかった。
まだ日本人は金持ちだと思われていた時代だったので、日本人だとわかると値切り交渉は難しくなると思ったからだ。
宿泊費を浮かしたところで、今日も中華料理店へ。
1人で端っこの席に座ると、日本語が聞こえてきた。
「中国茶あるかな〜」とか言っている。
連日、中華通いの自分は、烏龍茶がグリーンティかブラックティと表記されているのを知っていたが、余計なお世話になるかと黙っていた。
しかし、注文を取りにきたウェイターがグリーンティを繰り返し、納得いかない様子だったので、「グリーンティと言ってるけど烏龍茶出てきますよ」と横から口出ししてしまった。
姉妹で3ヶ月の旅をしている途中だそうだ。ハプニングも多く大変そうだったが、しっかりした姉が、妹の面倒を見ているようだった。両親との約束で、毎日国際電話をしているそうだ。
そういえば、自分は1週間以上、誰にも連絡していない!
サントリーニは、ロドス島、クレタ島と比べ、日本人観光客が多いと感じた。
歩いていたら、空港からのタクシーで別れた夫妻らしい方から、視線を感じたので、あ挨拶をして近づいたら、人違いでした・・・
ワイン奢ろうと思ったのに!
現在もあります!
あの時のおじさんとおばさんは健在なのかな。
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!