お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
30年ほど前の話です。今でも覚えているので、当時は「人生最大のピンチ」と感じていたはずです。
当時、システムエンジニアとして、受託開発のソフトウェアを製作していました。
初めて、開発から納品まで1人で担当した「旅行代理店の売上管理システム」の納品1ヶ月後のことです。
月次処理を実行したら、データが消去されたとクレームが入りました。
そんな馬鹿なことがあるかと、手元にある同一環境でテストしてみると、見事に消えました・・・
上司と一緒に、お客様のところへ謝罪に行きましたが、支店長の怒りが収まらず話になりません。
その日のうちにプログラムの修正を行い、データ復旧作業を行いました。
システムのバックアップファイル以降の分は、入力元の伝票を預かり入力しました。
冷静に対応してみると、意外にも簡単に復旧できました。
翌朝、対応が完了したことを支店長に伝えると、昨日とはまるで別人のように感謝されました。
リカバリが素晴らしいと褒められたのです。
失敗したときの対応が、大切なことを教えていただきました。
今後もシステムは、御社へ依頼すると約束してくれました。
失った信用を取り戻すのは、大変なことです。
この時は、信用を失いかけたところだったけど、スピード感を持った対応で信用を得たパターンでした。
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!