お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。
大学3年生が書いた本「1は赤い。そして世界は緑と青でできている [ 望月菜南子 ]」を読みました。
「世界は緑と青でできている」とのタイトルからINGRESSのことかと思って図書館で手にした本です。
すぐにINGRESSではないことはわかったのですが、興味が持続したので最後まで読みました。
こどもの頃から「文字に色を感じる」という感覚を持っているそうです。
例えば、
123456789
あいうえお
のような感じです。
6と8は、色が似ているので、良く記憶違いが起きるそうです。
感じる色とイメージのズレから不思議に思うことがあったりとなかなか大変な思いもしています。
鍵盤ハーモニカと楽譜に音感別の色のシールを貼られたときは苦行だったそうです。
これは、赤緑青と文字の情報と違う色がつけられているような感じです。
著者は、文字に色を感じる「共感覚」の持っています。
共感覚は、1つの刺激に対して複数の感覚を感じる知覚のことで、
文字に色を感じる以外にも、音に色を感じる、音に味を感じる、味に形を感じる、痛みに色を感じるなどいろいりなパターンがあるようです。
これが、他の人にはない感覚と気づくまで時間がかかったそうです。
確かに他の人がどう感じているかは、比較しないと気づきませんよね。
この本を読むまで、このような感覚を持っている人がいることを知りませんでした。
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著者の時間に対する空間認知についての記述で、気になる箇所がありました。
A4サイズぐらいの画用紙を上下に2つに区切り、上段に1〜5、下段に6〜12と1年間の各月を空間認知しているそうです。
そう見えているという事実があるだけなのかもしれませんが、上段は5ヶ月分、下段は7ヶ月分という分け方に興味を持ちました。
自分とは違う人のことを少し理解できた気がします。
次の楽天ブックスのリンク先で、本の概要とレビューを確認できます。
1は赤い。そして世界は緑と青でできている [ 望月菜南子 ]
それでは、今日もワクワクな一日を!
チャオチャオ!