わくワーク

2022年3月に早期退職し起業しました。仕事、趣味について発信する雑記ブログです。当ブログはGoogleアドセンス及びアフィリエイト広告を利用しています。

自由設計の失敗(新築自宅)

今週のお題「間取り」

 

お元気さまです。わくワークの義(ヨシ)です。

 

今週のお題は、「便利な間取り、変な間取り」ですが、間取りという言葉で最初に浮かぶのが、自分で設計した自宅の間取りです。

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ハウスメーカーより、プロが設計した「間取り」を提案されたのですが、建て売りでない自由設計の自宅なのだから、「言われるままの間取りでは面白くない」という「謎のこだわり」を持ってしまったばかりに失敗しちゃった話です・・・

 

妻の意見も取り入れた結果ですし、もちろん良い部分もありますので、家族が居心地良く過ごせていたとすれば、それはそれで納得なのですが・・・

 

自由設計で希望は伝えたとしても、最終設計はプロの意見を聞くべきだったという後悔です。

 

失敗の要因は、間取りを設計するソフトウェアを使ったのですが、平面的にしか捉えてなかったことと、実際の生活のイメージが甘かったことだと思います。

 

こだわり「その1」は、「できるだけ広いリビング」です。

1階部分は、2SLDKです。
4.5畳ほどの続きの和室が2部屋と対面キッチンのあるリビング、納戸という間取りです。
和室は襖で仕切られているので、襖を外すことにより1階部分は、ほぼ1部屋の空間とすることができます。

カフェや塾の教室になりそうな感じです。

 

広々空間は良いのですが、テレビやソファなど置く場所をあまり考えていなかったので、無駄に広いという感じす。

子供たちが、走りまわって遊ぶには快適ですが、もっと収納を考えた部屋に区切った方が良かったなと思いました。

 

リビングから2階に上がるオープン階段が南側の窓に接しているのも、窓が開けづらいし、せっかくの南側が勿体ない感じです。

階段は、北側か西側に寄せれば良かったと思っています。

この階段スペースは吹き抜けになっており、室内の洗濯物干場としては、とても使いやすいです。

 

こだわり「その2」は、「子供たちが部屋に引きこもらないように」と階段を上がったところの吹き抜けと各部屋への入り口のある廊下を広めのスペースとしたことです。

私が自作した3メートルほどの長い机を置いて、子供たちが並んで勉強できるようにしました。

子ども部屋は、娘の1人部屋と息子2人用の大きめの部屋の2部屋にしました。

娘の部屋は、息子2人の大部屋を通り抜けないと行けない仕様です。

子ども部屋は、居心地が良すぎると引きこもりがちということだったので、目的は達成できたと思います。

残念ながら、自作の机は利用してもらえず、子供たちは勉強をリビングでやることが多かったです。

 

4年ぐらい経って、私は単身赴任生活が始まり、長男は進学、長女は就職を機に家を出ました。

3年ほど前に妻が病死した後、5SLDKの自宅に次男が1人で住んでいます。

 

私が死んでも家が残ると思って建てた家ですが、今思うのは、賃貸のまま家族の変化に合わせて引っ越せば良かったということです。

 

幸い土地値が想定より上がったのと、築浅のハウスメーカー戸建て、部屋数が多く、5台分の駐車スペースもあるということで、残債を支払っても手残りが出る価格で売れそうなので、良かったですが・・・

 

というわけで我が家は、「変な間取り」な気がしますが、購入する方にとって「便利な間取り」と感じていただけますように祈るばかりです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

家を建てる場合、自分の「こだわり」を伝えて、設計は「プロに任せる」べきという話でした。

 

それでは、また〜チャオチャオ〜